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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

マクドナルド社がハラスメントで訴訟

5月後半、マクドナルド社にハラスメントのクレームが出された事が明るみに出た。


世界的にも大企業なマクドナルド社、この1週間だけで20件ものハラスメントのクレームが出されたというニュースが。20件の内訳は15件が雇用機会均等委員会(雇用の差別を防止する為の行政機関)から、5件は民事訴訟である。


過去にもハラスメントのクレームがあったであろうマクドナルド社であるが、さすがに1週間で20件は多く。また同社は2018年にハラスメント訴訟から数州をまたいでのストライキが起こっていた事からも、まだハラスメントに関しての徹底を行えていないのであろう、と。従業員数、店舗数が多いのでポリシーを浸透させたり、トレーニングを行う事すらも相当な時間が掛かるのであるとは思うが。


さて今回の件でマクドナルド社は以下の3点について(過去のハラスメントのクレームの際に行うべき事であった事を未だに行っていない)述べられている:


①一般従業員を含めたハラスメントのトレーニング

②社内でハラスメントのクレームを伝える方法の明確化(オープンドア・ポリシー)

③ハラスメントのクレームをつたえても、会社から報復行為は行わないという説明


マクドナルド社の様な超巨大企業でも、上記3点を徹底するよう伝えられる事である。つまり、基本的にはハラスメントはこの3点を抑えておく事でどんな企業でもある程度はリスクヘッジを行う事になるのではなかろうか。

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