カリフォルニアのニューサム州知事は23日、2035年までにガソリン車やトラックの新車販売を停止することを発表した。
約4千万人が住むカリフォルニア州は自動車産業にとっては重要な市場であり、今後、自動車メーカーの(化学燃料の排出によって引き起こされる)公害対策に関する長期的な取り組みに大きな影響を与える可能性がある。
カリフォルニア州と賛同する他10数州も同様の措置を検討しているようである。
ただしこの提案は既存のガソリン車の所有や中古市場での販売を禁止するものではなく、あくまでも新車販売のみに特化したものである。
カリフォルニア州では既に新車販売の一定数が電気自動車、またはゼロ・エミッション車であることを義務付けているが、自動車販売者は、今後、徐々にこの割合を増やしていく計画になりそうである。
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