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  • 執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

BNPLでのオンライン・ホリデーショッピング

アドビ・アナリティクスによると、全世界での2021年のオンラインでのホリデーショッピングの売り上げは過去最高の9,100億ドルとなる見通しである。

米国では11月から12月にかけての前年同期比で10%増加し、2,070億ドル、11月のサンクスギビングから翌月曜日のサイバーマンデーまでの期間の売上は前年比5%増の360億ドルに達する予測である。


売上のピークとなるサイバーマンデーでは、毎分1,200万ドル以上の売り上げを見込む時間帯もある。


しかしながら、今年はサプライチェーンの混乱が続いており、ホリデーシーズン前の在庫切れメッセージが、昨年と比較して172%増加しているという。


在庫切れや商品の配送日の遅延によるカスタマーサービスも重要となりそうである。


また支払い方法として多くのスタートアップ企業が参入しているBNPL(Buy Now, Pay Later:今買って後で支払う)を支出管理の手段として利用する消費者も増えており、利用者は昨年比で10%、2019年と比較すると45%増加するようだ。


米国消費者の25%が過去3カ月にBNPLを利用したことがあり、今後は1つの支払い方法として定着しそうである。

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