サンフランシスコ市が、飛びぬけて高い今日この頃。
ある程度は分かっていた事だが、2019年6月のZumper National Rent Reportにより全米で平均家賃の高額な街トップ10が発表された。
トップ10のうち5都市がカリフォルニア州からのランク入り。
1. San Francisco, CA
2. New York, NY
3. Boston, MA
4. San Jose, CA
5. Los Angeles, CA
6. Oakland, CA
7. Washington, DC
8. Seattle, WA
9. Miami, FL
10. Santa Ana, CA
その中でもサンフランシスコ市の、平均家賃の高額さは他の都市と比較しても飛びぬけている。1ベッドルームで、平均約3,700ドル。2ベッドルームで、平均約4,800ドル。
サンフランシスコで「Comfortable」に暮らすには、$164,000.00(約1,750万円)以上の所得が必要という事で。サンフランシスコ市内での住宅購入は、多くの人にとっては既に届かない金額に到達しているという事らしい。

面白い事に、サンフランシスコ市の家賃の高騰は所謂シリコンバレーの高額所得者から始まった訳ではなく(勿論一因である事は確かだが)、現在の様な高額所得者が就労を開始する以前から既に始まっているサンフランシスコ市の都市計画、ゾーニング法の厳しさが大きな要因であるという事。そして、このゾーニング法の厳しさは、人種に大きく絡んでいる。
サンフランシスコ市は人事関連の法律もカリフォルニア州で、最も厳しく制定されている。色々な面で非常にコントロールされている街なんだな、と。
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