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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

既存の従業員の流出防止も重要な理由

人手不足の中、新規人材の採用に向けて、多くの企業が給与の見直し、福利厚生の充実等、候補者を惹きつける対応を取っている。

ただし既存の従業員もより良い条件を求めて転職活動をしているかもしれない。


採用活動ばかりに留意をしていると、既存の従業員への対応が遅れてしまう可能性がある。


流出をした従業員(特に、核となる従業員)の代わりを探すのは、非常に難しい。


採用にはコストがかかるという点を常に考慮をしておくべきである。

  • 求人広告の掲載費用

  • 具体的な採用活動にかかる費用

  • 採用担当者や人事担当者が面接を行うための費用

  • 新入社員の教育・トレーニング・オンボーディング費用

  • 福利厚生や保険にかかる費用

  • (既存の従業員の行っていた業務が無くなることでの)生産性低下による潜在的な収益損失

  • 新入社員が企業の水準に達していなかった際の投資した資金を失うリスク

これだけのコストや時間がかかるという事を理解した上で、企業外のみならず、企業内の改善も必要かもしれない。


何事もバランスが重要ということが言える。

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