• 榊原 将/HR Linqs, Inc.

H-1Bビザとテック業界のサラリー

大手ハイテク業界の給与水準は高額であるということは、周知の事実であると思う。


そしてH-1B(労働ビザ)で雇用をされている従業員も多数いる。


米国民の雇用を奪うという名目のもとで昨年はこのH-1Bへの雇用に関する規制が厳格化され、また近年では多くのハイテク業界での雇用合戦が続いており人員が限定されているH-1Bビザを取得することが非常に難しくなっている。


このような状況の中で、実際に大手ハイテク企業ではH-1Bビザの従業員をどの位の給与水準で雇用をしているのか。最も高水準で雇用が検討されているH-1Bビザの従業員情報が

Department of Labor(米国労働局)のLabor Condition Application (LCA: 労働条件通知)で公開をされている。

この情報を確認すると、最も高水準な給与での雇用は100万ドルを超えていることが分かる。全員がこの水準なのではなく、特にここでの水準は非常に専門的、且つ高度なスキルを持っている人材のみに提供されているものである。


以下の情報はH-1Bの候補者への給与水準の中央値である。

Netflix社は独自の観点から、高給であると言われている大手ハイテク企業よりも更に高額な給与の支払いをしているため中々参考にすることは出来ないが、最も高額な給与値が表示されている表と比較すると、中央値ではある程度妥当な金額が提供されていることが分かる。


今後もH-1Bビザの取得条件によって、給与水準やH-1Bビザの申請率等に影響が出る可能性があるが一つの指標として現状を確認するという点では良い情報なのではないだろうか。

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