榊原 将/HR Linqs, Inc.

2021年7月2日1 分

Kickstarter社の試み

最終更新: 2021年7月3日

米国においてクラウドファンディングでの資金調達用プラットフォームを提供しているKickstarter社が、2022年から週休3日制を取り入れることを発表した。

このプログラムは実際には4 Day Week U.S.(週4日間労働)と呼ばれ、短時間勤務を推進する非営利団体の4 Day Week Globalから派生したプログラムでありKickstarter社のエグゼクティブの一人が立ち上げたプログラムである。

Covid-19の影響でリモートワークを含む働き方への柔軟性・多様性が求められる中で非常に良いタイミング、かつ面白い取り組みである。

そもそも労働時間の短縮を提唱しているプログラムなので、1日8時間の労働時間で毎週4日間、1週間で32時間がスタンダードな労働時間となる(給与額に関しては、記載が無く分からないが)。

日本ではマイクロソフト社が試験的に取り入れた所、生産性が40%上昇し90%以上の従業員が好意的に受け止めたという結果もあり、今後検討をする企業が増加する可能性がある。

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